ダブルバトルの非公式全国大会「バトルロードグロリア」のラストチャレンジで使用した構築。結果は3勝4敗で予選落ち。
INC Februaryで使用した構築をベースに、ガブリアスの役割が不明瞭であり、キュウコンのオーロラベールからの展開が非常に厳しかったため、ガブリアスをギガイアスに変更した。
ギガイアスを採用することで、対キュウコンだけでなく、トリックルーム下でギガイアスを動かす明確な勝ち筋も作れるようになった。特に今回はBO3(2本先取のマッチ戦)ということもあり、構築内に複数の勝ち筋を作れるようにした方が良いと考えた。
【個別解説】
カプ・レヒレ@拘り眼鏡/サイコメイカー
控えめ 175(236)-x-136(4)-159(236)-151(4)-109(28)
前回から変更は無し。
カプ・レヒレとのミラーを考えてSを伸ばすことも考えたが、わずかに伸ばす程度ではあまり意味が無いと考え変更せず。
基本的な動きは前回と変わらないが、今回はトリックルームの使用率が高く、トリックルーム下で動かすために温存しておく動きも多くなった。
ウインディ@拘り鉢巻/威嚇
意地っ張り 183(140)-161(132)-101(4)-x-120(156)-125(76)
・A182一致地震ダブルダメージ:152~182
・C182命の珠サイコフィールド一致サイコキネシス:152~179
・ギガイアスと並べた際にB<D
・S:最速テッカグヤ+1
基本的には前回と変わらないが、ギガイアスと並べた場合を考えてダウンロード対策としてDを伸ばした。ここまでDに振ることで臆病カプ・テテフのフィールド下命の珠サイコキネシスまで耐えるようになった。
カミツルギ@草Z/ビーストブースト
リーフブレード/聖なる剣/身代わり/見切り
陽気 137(20)-214(100)-152(4)-x-68(132)-177(252)
前回から変更は無し。
ガブリアスを外したことで、構築内でSの高いポケモンがカミツルギのみとなり、トリックルーム展開をしない場合のカミツルギの負担が大きくなってしまったように感じた。
ポリゴン2@進化の輝石/ダウンロード
トライアタック/冷凍ビーム/トリックルーム/自己再生
控えめ 191(244)-x-111(4)-157(140)-130(116)-81(4)
・冷凍ビームがD106ガブリアスに204~240
・冷凍ビームが183-126ガブリアスに174~204(10/16で一発)
・C200サイコフィールド一致Zサイコキネシス:153-180
・ギガイアスと並べた場合B<D
ウインディと同様、ギガイアスの採用に合わせてDを伸ばした。これによりカプ・テテフのZサイコキネシスを耐えることもできるため、等倍であればほとんどの特殊技を耐えることができる。一方で、今回のオフで直接の影響は無かったが、ダウンロードでAが上がった場合Dに厚く割いたガブリアスを冷凍ビームで落とせない可能性が出てきてしまった。
また、トライアタックの明確な仮想敵がおらず、ダウンロードでAが上がった場合に腐りづらいようS下降性格で恩返しを採用しても良いように感じた。
ベトベトンR@フィラの実/食いしん坊
毒突き/叩き落とす/影撃ち/守る
意地っ張り 212(252)-154(116)-103(60)-x-128(60)-73(20)
前回から変更は無し。
ギガイアスの採用もあり相手のガブリアスに地面Zを撃たれやすいため、前回に比べると選出は控えめだった。
ギガイアス@岩Z/砂起こし
勇敢 187(216)-176(44)-150-x-132(252)-27
・C200サイコフィールド一致サイコキネシス:78-93(砂嵐下)
・最遅
対キュウコンとトリックルームからの展開が可能な駒として採用。
技構成は、トリックルーム下での範囲技として岩雪崩、高火力の単体攻撃技でZ技として高火力が期待できるストーンエッジ、前回より更にガブリアスが重くなってしまっているため地震を通させないためのワイドガード、トリックルーム展開する際に縛りを解除するための守る。
配分は、隣のポケモンと合わせて相手のポリゴン2のダウンロードでCが上がらないようDに振り切り、努力値効率が良くなるところまでAに振った。